ドッグトレーナーは不思議な仕事!?
私の周りには犬に関する“識者”と呼ばれる方々がけっこうな数で存在する訳ですが、そんな方たちと初めて出会った時、ほぼ必ずといっていい程、聞かれることがあります。
それは、
「ドッグトレーナーって、何をやってるの!?」
という質問です。
最初の頃は、「おかしなことを聞く人だなぁ~」と思っていたのですが、“識者”と呼ばれる人に限って、「いつも最初にほぼ必ず同じ質問を受けているぞ」ということに気付き、自分なりに考察してみることにしました。
やり取りは、こんな感じです。
≪動物行動学系の先生との一幕≫
識者:ドッグトレーナーって、何をやってるの!?
私 :イヌのしつけです。
識者:ほう、イヌのしつけ!?それは、どういったものなの?
私 :社会生活への適応に必要な望ましい生活習慣を形成することです。
識者:へぇ~、で、それは、どんなことをするの!?
私 :基本的なものとしては、「マテ」・「コイ」・「スワレ」・「フセ」などのコマンドを教えたり、問題とされる行動を直したりするんです。
識者:ふ~ん、ということは、全般的に“行動修正”を行っている訳だね?
私 :そうですね。
識者:じゃ、「行動分析学」がメインなのかな?
私 :?????
識者:あれ!?違うの!????
(ドッグトレーナーの皆様、本当に申し訳ない…。当初は、こんな具合に“ドッグトレーナー”の醜態を曝しておりました…。)
さて、このような一連のやり取りから、以下のような構図が想像できます。
ドッグトレーナー⇒“行動修正”をやっている⇒“行動修正”といえば「行動分析学」⇒でも、「行動分析学」を知らない⇒じゃ、何に基づいて“行動修正”をしてるんだ?⇒明確な答えは返ってこない⇒何をやっているんだろう!?⇒不思議な職業だ…。
そして、よくよく聞いてみると、私に限らず、今まで訪ねてきた“ドッグトレーナー”は、皆、同じ状況だったそうで、そんなことが積み重なっていく内に、「ドッグトレーナーって、何やってるんだろう!?」って、不思議に思うようになったとのことでした。
「不思議な職業だ…。」で済ませてくれている間は、まだ良いのかもしれませんが、様々な指摘を今までに頂戴してきましたよ。
また、それは、飼主様も同じように感じておられるようです…。
そんなところを、次回以降は、書き綴ってみることにします。
DLC-PRO 山崎 崇