はじめてこのブログをご覧になる方へ

このブログは、DLC-PROの公式ブログです。

弊社の最新の「お知らせ」(セミナーの開催情報や新たな商品情報など) を中心に弊社の今後の展望から業界に関する疑問アレコレ!?などなど、様々な角度で思い付いたことを書き綴っておりますので、興味を持たれた方は、是非ご覧になっていただき、コメントまで頂戴することができれば幸いです。

【最新ニュース】

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今年もよろしくお願いいたします。

新年、明けましておめでとうございます。

本年も、変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

さて、こうてして何事も無かったかのように始まりました今年のブログですが、年末仕事納めの時にも少しご案内いたしましたように、今年は、『犬塾』が『イヌと行動の科学セミナー』として生まれ変わり、その他にも新たなサービス部門を立ち上げるということで、何かとお騒がせな一年になりそうな様相を呈しております。

そんな中にあって、このブログも例外ではありません。

これまでは、圧倒的に「お知らせ掲示板」的な要素が多かった(というか、そればっかりだった…)このブログですが、今年からは、もうちょっと中身のあるものにしたいと思っております。
(毎年そんなことを言っているような気がしないでもないですが…。)

ともかく、お伝えしたいことは山ほどあるので、今年は、初心に立ち返り、それらを私自身のフィールド(経済・経営学)から書き綴り、本気で“このドッグトレーニング業界でメシを食っていくのだっ!!”と考えておられるドッグトレーナーさんへお届けすることができればと考えております。

切り口が、これまでと全然違うので、“犬(動物)が好き”なだけのドッグトレーナーさんには、つまらない読み物でしょうが、“本気でこの業界でメシを食っていくのだっ!!”という方には、ピンッ!!とくるところがある内容ですので、非常に興味を持っていただけるのではないか?と思います。

昨年同様、不定期な更新になるかと思いますが、お付き合いいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

DLC-PRO 代表 山崎 崇

カテゴリー: その他 — dlc-pro 2:52 PM

今年も仕事納めです。

日頃より、弊社のセミナーを応援し支えてくださった皆様。

今年も一年、大変お世話になりました。

この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

来年は、『犬塾』も『イヌと行動の科学セミナー』として生まれ変わり、これまで以上に“使える理論”をお届けいたしますと共に、新たなサービス部門を立ち上げ、業界の内外を問わず皆様のお役に立てるよう尽力いたしますので、より一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

では皆様、よいお年をお迎えください。

DLC-PRO 代表 山崎 崇

カテゴリー: その他 — dlc-pro 9:36 AM  コメント (0)

やっぱり、スゴイ…

今、高知市にいます。

日本行動分析学会の第30回年次大会に参加させてもらってます。

そこでいつも感じることなんですが、

やっぱり、学会ってスゴイな…と、

何がどうスゴイのかをうまく言語化できないのがもどかしい限りなのですが、あの雰囲気というか空気というか…何度行っても感じるものがある訳です。

んんん~、何か勢いで書いてしまった感がありますが、よかったら皆さんも一度あの会場に足を運んでみてください。きっと同じものを感じることができるのではないかと思います。

カテゴリー: その他 — dlc-pro 9:23 AM

原理で繋がっている

ブログ、復帰です。

少々長めの夏季休暇をいただき、この間も、先月同様に軽井沢の『行動コーチングアカデミー』へ行き、「第1回 行動分析学道場」という研修を受けて参りました。
そこには、行動分析学が応用されている様々な分野で活躍されている実践家の方々が集まっており、改めてその応用範囲の広さを実感しました。

そして、そうした中に身を置くことで、ご列席の先生方が当初よりおっしゃっていた通り、「すべては原理で繋がっている」ということを肌で感じることができ、仕事上の視野も広がりましたが、何より、仕事としての可能性が広がったことが一番の収穫でした。

この興奮を未だにうまく言語化できない自分が歯痒くて仕方ないのですが、要は「ドッグトレーニングが進化するには、やはりこれしかないっ!!」ということを確信した訳です。

ただし、今のままではダメだということも分かったので、色んな部分で変えなければなりません。

弊社の制度そのものも再編しなければ…やれることは、山ほどありますね。

カテゴリー: その他 — dlc-pro 2:49 AM

分かっていないということが分かる

学会で学ぶものは何か?というお話の続きです。

前回は、

分かっていないということが分かる

ということの大切さについて、語り始めたところで終わっていたのですが、なぜこれが大切なことかと言いますと、これは、私自身が、自戒の念も込めて言いたいことなのですが、基本的にドッグトレーナーって、

犬のことを

知っているつもり

なんだと思うんです。

で、犬のことを

知っていれば、

“しつけ”とか“トレーニング”といったことが、

できる

と思っていると思うんです。

私もそうでした。

当時は、誰に聞いても「犬のことをもっと知らないと…」と言われ、何を読んでも「犬のことをキチンと理解しないと…」と書かれていた訳ですから、やっぱり、「犬のことをもっと知らないと…」って思ってしまいますよね!?

でも、実際には、“イヌ”という動物は、“学術的に”分かっていないことが非常に多い動物なんですよね。これは、今までにイヌを研究していますという学者先生方から何度も何度も言われてきたことですし、実際に、他の動物に比べると非常に論文の数が少ないことからも明白といって良いでしょう。

では、私たちが、これまでに学んできたもの(犬に関する知識)は、一体何だったのでしょうか?

これについてハッキリと言えることは、「犬に関する“学術的”ではない知識」を学んできたのだと言うことでしょう。

それだけは、間違いありません。

確かに、多くの“しつけ”や“ドッグトレーニング”に関する本も、有名なカリスマドッグトレーナーさんたちも、それぞれの主張を“学術的”な見解であるとは、一言も言っておられないので、読み手、聞き手であった、私が、勝手にそう思い込んでしまっただけの話なのですが、これと同じような経験をしているドッグトレーナーさんは、きっと多いのではないでしょうか…。

とにかく、私自身が、“業”として自分のしていることに「根拠」を求めるようになった時、今まで足を踏み入れたことのない“学術”の世界を覗いてみて、まず、自分の知識の大半(というか、ほとんど)は、業界人の経験から導き出されたもので、検証はされていないということと、“イヌ”という動物はあまり研究されていないということが分かったのです。

おかげで、今では、飼主さんから質問されても分からないことには、「分かりません。」と答えることができるようになりました。

つまり、不確かな情報を飼主さんへ伝えることが無くなった訳です。

これは、私たちがこの業界で仕事をしていく上で、非常に重要な意味を持つことは、ご理解いただけることと思います。

ということで、何度も繰り返すようですが、

分かっていないということが分かる

これは、情報を扱う者の謙虚な姿として、非常に大切なことだと思うのです。

カテゴリー: その他 — dlc-pro 6:47 PM