公開講座を受けて…
先日、このブログでもご紹介いたしましたように『行動分析学会』主催の公開講座があり、参加してきました。
内容は、『行動分析学』を知らない人でも、できるだけ理解できるよう、非常に分かりやすい表現で『行動分析学』的な見地によるドッグトレーニングの本質的な部分の説明がされており、それ自身を普及しようとする弊社の立場からは、大いに参考になるものでした。
ただ、やはり、中々思ったとおりのことが伝わっているのかというと、どうなのでしょう?とどうしても疑問符が付いてしまうのでした。
それは、聴衆のメモを取るタイミングとその内容から、どうも見ていると「やり方」や「犬の反応」についてのメモがほとんどだったところです。
「○○な時に、××なことをすると犬は△△な反応をする傾向がある」とか、
「脚側、犬が横についている状態で最初はトリーツを与え続ける、次に~」とか、
スライド上に映し出された“行動学に基づいたと銘打つしつけ本によく出てくる随伴性を表しているのであろうと思われるよくわからないマトリックス的な表”を(そのように指摘されているにも関わらず)必死に書き写している様子を見ていると、あれだけ終始“カスタムメイドなものなのだ”と言っていても「知らないと、やっぱりそーなっちゃうんだな~」と、「これは、今後もセミナーを行う上で充分に気を付けていかなければならない部分である」と、つくづく思い知りました…。
ということで、今回の公開講座に関しましては、技術的な部分での収穫は無かったものの、随所に聞かれたキーワード(機能分析の重要性・ヒトとイヌとのコミュニケーション・フードを使ったり褒めることの意味を理解すること等々)は、いつも弊社の『犬塾』において講師をお願いしている高山先生からもいつも聞かれるものばかりで、私、個人的には、「今までに提供してきたものは決して間違ったものではなかった!!」と改めて確信を持つことができました。
で、何よりも、今回のように『行動分析学』における大御所ともいうべき先生方が、ドッグトレーニングについてお話しくださる機会を持っていただけたことは、私たち、『行動分析学』を選択して業に当たる者にとって大きな励みになりました。
公開講座の主催者の方々には、心よりお礼申し上げます。
以上、公開講座を受けての感想でした。