『行動学』を学びませんか!?(1)
昨今、ドッグトレーニング業界は、『行動学』ブームです。
ウェブ上でも、「行動心理学の見地から~」とか「動物行動学に基づいて~」、もしくは、ザックリと「行動学を学びました…。」など、“行動”と“学問”をミックスした『行動学』という言葉が闊歩しております。
そういう私も、以前は、「動物行動学的見地から…」などと表明していたひとりです。
しかし、ある方から指摘を受け、そのスタンスを変えることに…いや、変わらざるを得ませんでした。
「犬のしつけとかドッグトレーニングって、要するに“行動修正”のことですよね…。だったら、『動物行動学』ではなく『行動分析学』を勉強するべきなんじゃないでしょうか?」
こう指摘をされたのが、他ならぬ“動物行動学”の先生、いわゆる“学者さん”だったのです…。
ガーン!!ですよね!?
頭でも撃ち抜かれたような感じでしたよ、ホント。
なんとか、がんばってきたつもりだったんですけどね…。でも、当の“動物行動学”の先生から「『動物行動学』は、“行動修正”には何の役にも立たないよ。」って言われた日にゃ、どうしようもないですよね。
それからしばらくは、苦悩の日々でした。
「なぜ、“動物行動学”は、犬のしつけの役に立たないのか?」
「“犬のしつけ”って“行動修正”だけなんだろうか?」
いろいろと考えた挙句、そこからとりあえず、『行動分析学』の勉強を改めて始めました。でも、そうすることで、まだまだ浅学ながら、見えてきた部分がありました。
それは、
ドッグトレーニングの“教科書”がこれだっ!!
ということです。
読めば、わかります。今まで、私たちがやってきた技術のすべてがこの中に凝縮されていますから…。
原点にちょっと立ち戻って、あなたも一緒に『行動学』を勉強しませんか?
DLC-PRO 山崎 崇
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