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このブログは、DLC-PROの公式ブログです。

弊社の最新の「お知らせ」(セミナーの開催情報や新たな商品情報など) を中心に弊社の今後の展望から業界に関する疑問アレコレ!?などなど、様々な角度で思い付いたことを書き綴っておりますので、興味を持たれた方は、是非ご覧になっていただき、コメントまで頂戴することができれば幸いです。

【最新ニュース】

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公開講座を受けて…

先日、このブログでもご紹介いたしましたように『行動分析学会』主催の公開講座があり、参加してきました。

内容は、『行動分析学』を知らない人でも、できるだけ理解できるよう、非常に分かりやすい表現で『行動分析学』的な見地によるドッグトレーニングの本質的な部分の説明がされており、それ自身を普及しようとする弊社の立場からは、大いに参考になるものでした。

ただ、やはり、中々思ったとおりのことが伝わっているのかというと、どうなのでしょう?とどうしても疑問符が付いてしまうのでした。

それは、聴衆のメモを取るタイミングとその内容から、どうも見ていると「やり方」や「犬の反応」についてのメモがほとんどだったところです。

「○○な時に、××なことをすると犬は△△な反応をする傾向がある」とか、

「脚側、犬が横についている状態で最初はトリーツを与え続ける、次に~」とか、

スライド上に映し出された“行動学に基づいたと銘打つしつけ本によく出てくる随伴性を表しているのであろうと思われるよくわからないマトリックス的な表”を(そのように指摘されているにも関わらず)必死に書き写している様子を見ていると、あれだけ終始“カスタムメイドなものなのだ”と言っていても「知らないと、やっぱりそーなっちゃうんだな~」と、「これは、今後もセミナーを行う上で充分に気を付けていかなければならない部分である」と、つくづく思い知りました…。

ということで、今回の公開講座に関しましては、技術的な部分での収穫は無かったものの、随所に聞かれたキーワード(機能分析の重要性・ヒトとイヌとのコミュニケーション・フードを使ったり褒めることの意味を理解すること等々)は、いつも弊社の『犬塾』において講師をお願いしている高山先生からもいつも聞かれるものばかりで、私、個人的には、「今までに提供してきたものは決して間違ったものではなかった!!」と改めて確信を持つことができました。

で、何よりも、今回のように『行動分析学』における大御所ともいうべき先生方が、ドッグトレーニングについてお話しくださる機会を持っていただけたことは、私たち、『行動分析学』を選択して業に当たる者にとって大きな励みになりました。

公開講座の主催者の方々には、心よりお礼申し上げます。

以上、公開講座を受けての感想でした。

カテゴリー: その他 — dlc-pro 3:49 PM  コメント (0)

明日から…

明日から、久々の東京出張です。

まるで子供のようですが、かなりワクワクしております。

ホントは、夜に車での移動になりますので、今頃は仮眠していないといけないのに…。

それもそのはず、明日は、『行動分析学会』主催「ヒトとイヌとのコミュニケーション」という公開講座が法政大学であって、テーマは“ほめて育てるしつけの盲点”ということですので、私たちドッグトレーナーにはど真ん中の話題が取り上げられる訳ですから、そりゃ、少なからず期待と興奮で胸も高鳴るというものです。

何でしょう…いつもセミナーを開催するために東京へ行く、あの時もやっぱり楽しいものなんですが、それとはちょっと違う楽しさ!?というか、数年前から“科学的なアプローチ”によるドッグトレーニングということで『行動分析学』という行動の理論を選択してきた私たちにとっては、杉山先生とか島宗先生といった学会を代表する面々によってドッグトレーニングそのものが話題に上ること自体が、ある意味、夢のような出来事な訳です。

ここから何かが変わるかもしれない…。

変えていくきっかけになるかもしれない…。

いや、変えていかなければならないのかもしれないし、変えることができるかも…。

そう思うと、否応なしにワクワクしてきます。

また皆さんにお伝えできることが増えそうです。

お楽しみに…。

カテゴリー: その他 — dlc-pro 3:17 PM

本年もよろしくお願いいたします

謹んで、初春のご挨拶を申し上げます。

昨年も、多くの飼主様や業界関係者の方々と出会うことができました。

中でも、イヌやそれにまつわる研究をされている研究者の方々とお話をする機会が増え、多くの知識と多くの示唆をいただくことができるほど親しくお付き合いさせていただけるようになったことは、「科学的なアプローチ」でイヌに関するあれこれを考えていくことを標榜する弊社にとっては、非常に良い環境が整いつつあると考えており、このことは、顧客である飼主様に対しても、いち早く正確な情報をお届けすることができるという大きなメリットとなります。

こうした恵まれた環境の中でアカデミックなあらゆる方面からの情報提供を行って参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

DLC-PRO 山崎 崇

カテゴリー: その他 — dlc-pro 1:16 AM  コメント (0)

仕事納め

日頃より弊社のセミナーに対しましては、皆様からの温かい応援を賜り、誠にありがとうございます。

本年は、非常に大きな災害に見舞われ、日本中が暗い影に覆われた様な一年でしたが、「こんな時にペットの話なんぞ…」と言われながらも、多くの人に支えられてなんとか乗り越えることができそうです。

応援してくださった皆様には、本当に心より感謝申し上げます。

来年は、“笑顔いっぱいの一年となりますように”とお祈り申し上げて、今年の仕事納めとさせていただきます。

また来年も、よろしくお願いいたします。

DLC-PRO 山崎 崇

カテゴリー: その他 — dlc-pro 12:37 AM  コメント (0)

“ドッグショー”初体験

先日、生まれて初めて“ドッグショー”なるものに行って参りました。

「なんだよ、この業界にいて“ドッグショー”にも行ったことがないのかよ!?」と思われるでしょうが、最近では、映像を伴った情報が山ほどあり、わざわざそこまで行かなくてもある程度の事は分かるような時代ですし、そもそもそういった分野のお仕事には、まったく縁の無いところで働いていたものですから、独立して10年以上も経つのに一度もその現場には行ったことが無いというようなことになっておりました。

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それはさておき、会場は、屋根はあっても体育館ではないので、壁が無く風は吹きさらし状態のいわゆる全天候型グラウンドで、朝から小雪が舞い散る当日は、日中も極寒、冷蔵庫の中にいるような寒さでした。ある程度の寒さは、天気予報などから想定していたので、それなりに防寒対策はしていたのですが、それでも時間が経つにつれ、ジワジワとその寒さが足元辺りに感じられる一日でした。

で、肝心のショーの中身なのですが、私自身、これまでに飼ったことがある犬は、すべて雑種犬でしたので、そこに集まるような血統書付きのワンちゃんの良し悪しが分かるはずもなく、結局、選ばれるワンちゃんの基準というか指標となるものが何なのかすら分からず仕舞いで帰って参りました。しかし、今回、こうして生の会場を見学することができ、私なりに勉強になるところもあったので、良い経験にはなりました。

特に一番私の目を引いたのは、ハンドラーさんたちの「行動」です。やはり、職業柄か、どうしてもそこ(行動)に目がいってしまうのですが、一般の飼主さんも混じっているので何とも言えませんが、とにかく犬の扱い方が様々でした。トリーツを使って、まるで犬との対話を楽しんでいるかのように振舞う方もいれば、ターンの度にジャークを入れる方もいて、そのどれもが犬とのコミュニケーションの取り方なのだと思うと、少々複雑な心境になりました。

で、勉強になったのは、ご一緒させていただいた京都大学の先生もおっしゃっていたことなのですが、“見せ方”についてです。

こうなってくると、『行動分析学』は関係なくって、私的には『経営学』的な視点になってきます。でも、それがどちらかというと私の専門なので…。

それぞれのシチュエーションにおいて、“最適な見せ方”というものが、「やっぱりあるなぁ~」と、これからの弊社の運営にも思いを巡らすのでした。

犬、関係ないじゃん…。

DLC-PRO 山崎 崇

カテゴリー: その他 — dlc-pro 3:35 AM  コメント (0)